• これが現実?いつまで続くの? 〜生後1ヶ月までのキモチ〜

    Posted on 2012/8/30 by in 親の気持ち~エッセイ

    優しく包み込むようなまなざしで 我が子をみつめるお母さん
    あどけない表情でお母さんを見つめ返す 白くてもっちりお肌の赤ちゃん
    幸せそうな 穏やかな時間が流れる・・・

    そんな雑誌の写真やテレビコマーシャルの映像が
    わたしの心にはインプットされていた

    退院してから
    張り切るわたし

    あなたが泣いたら オムツ確認
    オムツじゃないなら おっぱいだな
    直母をがんばってみる でもうまくいかないから
    乳頭保護器をつかう よし 飲んでる
    でもすぐに疲れちゃうあなたに
    次はせっせとしぼっておいたお乳を飲ませる
    よしよし 大きくなるんだぞー

    はじめての沐浴
    恐る恐る 習った通りにやってみる
    あなたのとっても気持ち良さそうな表情をみて
    とってもうれしくなっちゃった
    ブリブリブリ ジョーーー
    うんちとおしっこ
    よっぽど気持ち良かったんだね

    2・3時間おきにおしっこかうんちをするあなたは
    気持ち悪いよーって 大粒の涙で教えてくれる
    おりこうさんだね

    1日 2日・・・
    しんどいながらも これを幸せって言うんだと言い聞かせようとする自分がいた
    だけど 目の前の現実・・・

    こちらは準備万端に おっぱいはココよ と教えているのに
    耳をつんざくような泣き声で まるで拒否しているようなあなた
    わたしのことを母親として拒否しているようにすら感じた

    直母ができないあなた
    自分の乳首の問題を棚に上げて
    なんで飲めないのよ もうっ
    と辛く当たりそうになる自分がいた

    授乳のたびに 乳頭保護器と搾乳機そして哺乳瓶の熱消毒
    もちろん深夜もお構いなし
    これさえ使わずにすんだら どれほど楽か

    できるだけ母乳を と思い
    あなたが寝ている間に わたしは半分眠りながら 搾乳機をせっせと動かした

    泣いて知らせるオムツ替え
    おしっこやうんちがオムツから漏れて
    あなたの肌着も下の敷布も洗い場行き
    洗濯物の山に 大きなため息

    明け方は 大概 うーんうーんときばり声
    見るとあなたは ゆでダコのように真っ赤な顔して 身をよじっていた
    うんちをきばっているのか
    とてもかわいい顔とは思えない

    オムツもきれいで
    お腹も満たされているはずなのに
    泣き続けるあなたを
    ならば母の胸にと 抱っこした
    けれどあなたは すぐにおっぱいを探す仕草
    おっぱいが見つけられず 泣きわめく
    あなたのおばあちゃんが代わりに抱っこ
    おばあちゃんの子守唄を聴きながら いつしか スヤスヤねんね
    ある時は あなたのお父さんが抱っこ
    大きな手でユラユラされて いつしか スヤスヤねんね
    一向に寝かしつけてあげられないわたし
    わたしはおっぱいをあげて オムツを替えるしかできない
    自身喪失・・・

    十分な睡眠が取れなくて 頭は重い
    授乳の姿勢に無理があって 背中と肩が痛い
    泣き声がこだまして 耳が痛い
    10ヶ月 待ちに待って やっと会えたあなたを
    時々かわいいと思えない ・・・ 心が痛い

    これが現実
    いつまで続くの?

     

    わたし・・・母親になれるのかしら・・・

     

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